人口同程度の県の高校数一覧

昨年6月に、奈良県議会議員の宮本次郎氏が紹介された「人口同程度の県の高校数一覧」です。

同程度の人口の他府県に比べ、高校が少ないところに、さらに削減を行うのが、奈良県です。

奈良県が行っているのは、少子化対策ではなく、少子化対応ですね。

内閣府の「少子化社会対策大綱」にある基本目標によると「個々人が希望する時期に結婚でき、かつ、希望する子供の数と生まれる子供の数との乖離をなくしていくための環境を整備し、国民が希望を実現できる社会をつくる」とありました。

少子化社会対策基本法(平成十五年七月三十日法律第百三十三号)からの引用です。

「(施策の基本理念)

第二条 少子化に対処するための施策は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するとの認識の下に、国民の意識の変化、生活様式の多様化等に十分留意しつつ、男女共同参画社会の形成とあいまって、家庭や子育てに夢を持ち、かつ、次代の社会を担う子どもを安心して生み、育てることができる環境を整備することを旨として講ぜられなければならない。

2 少子化に対処するための施策は、人口構造の変化、財政の状況、経済の成長、社会の高度化その他の状況に十分配意し、長期的な展望に立って講ぜられなければならない。

3 少子化に対処するための施策を講ずるに当たっては、子どもの安全な生活が確保されるとともに、子どもがひとしく心身ともに健やかに育つことができるよう配慮しなければならない。

4 社会、経済、教育、文化その他あらゆる分野における施策は、少子化の状況に配慮して、講ぜられなければならない。」

奈良県が今、推進している高校再編計画、奈良高校の耐震化問題を上記の条文と合わせて見た時に皆様はどのように考えますか。


奈良の高校発展2018

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